学習障害の生徒の良い点

学習障害の生徒の良い点

学習障害(LD)があることは、勉強において困難を伴うこともありますが、同時に独自の強みを持っていることも事実です。
学習障害は「読む・書く・計算する」など特定の領域に困難がある一方で、それ以外の認知能力や創造性、記憶力、空間認識などが優れている場合があります。
(注:ここで挙げている生徒の例は,まなびの森の生徒のことではありません。あくまでもこんな例もあると言う紹介です)


たとえば、読字障害(ディスレクシア)のある中学生のA君は、文章の読み取りに時間がかかる一方で、聴覚記憶が非常に優れており、授業中の説明を一度聞いただけで内容を正確に覚えることができました。
そのため、音声教材や講義形式の学習では高い成果を上げています。


また、書字障害のあるBさんは、手書きが苦手でしたが、図やイラストを使った表現に長けており、理科や美術の授業では独創的なアイデアを発揮しました。
学習障害があることで、一般的な学習スタイルにとらわれず、自分に合った方法を工夫する力が育まれることもあります。


さらに、学習障害を持つことで「困難を乗り越える力」や「自己理解」が深まり、粘り強さや問題解決力が養われることもあります。
これは将来的に学習以外の場面でも大きな武器となります。


つまり、学習障害は単なる「苦手」ではなく、「得意」を見つけるきっかけにもなり得るのです。
自分の特性を理解し、それに合った学び方を見つけることで、学習はより豊かで意味のあるものになります。