まなびの森にはさまざまな理由でお子さまがやってきます。
また、お子さま達の将来の夢や目標も色々です。
まなびの森は、そんなお子さんの夢や目標をサポートするためにあります。
そのサポートの方法の一つとして、学習面でのサポートをしたいと思っています。
でも、一人一人が 必要とする学力は違います。
ですから、一人一人の将来の夢を考え、希望の進路を考えて、個別指導で一人一人に合ったことをします。
みんながみんな、少しでも勉強ができるようになりたい、もっともっと高い目標を掲げてがんばっていきたいと言って、自分でがんばれる生徒ばかりなら、学校の授業だけでも良いでしょうし、集団塾の授業について行くことでもやっていけるでしょう。
でも、そんな子ばかりではありません。
やみくもに勉強ができるようになりたいとは思っていない子ども、好きなことだけ、得意なことだけを活かせる仕事をして生きていきたい、だから勉強も必要以上にはしたくないと思っている子どもも少なくありません。
そんな子どもには、その子が納得するものをとことんがんばってもらう方が、その子どもの持っているものを輝かせることができるのです。
そして、そのやりたいことも人それぞれで、その内容によって、どれだけの学力が必要なのかも一人一人違います。
それを集団塾で一括で指導するというのは無理があるのです。
また、 本人も教える側も、一番困るのは 将来の夢がないこと。
将来の夢や目標がないと、何を勉強していいのかが決められません。
どれだけ勉強して良いのかも決められません。
だから、まなびのもりに来る子どもには、何でも良いので将来の目標や夢を持って欲しいと思っています。
でも 将来の夢なんて、いつ変わるかわからないじゃないかといって、あえて夢を持ちたがらないような子どももいます。
そう言う子どもは、多分夢が変わることで、それまでしてきた努力が無駄になることが恐いのでしょう。
でも、夢が変わるまでにしてきた努力は無駄にはならないと、私は思います。
なぜなら、新しい夢や目標の多くは、それまでにしてきた努力や積み重ねてきた経験の中で出てくるものなのです。
だから、その夢はその努力の成果なのです。
ですから、 夢が 変わるまでは、その目標に向かって何をすれば良いかを決めて頑張ればいいのです。
そうやって、できること、分かることが増えれば、それだけ将来に見られる夢も大きくなっていきます。
そして目標が変わったなら、その時点から、その時の自分の学力を考えて、あとどれだけのことをすればいいのかを修正して決めればいいのです。全てが無駄になるわけではありません。
まなびの森では、いつもそんなことを考えて、子どもたちと接して話をしています。
さて、一人一人がどれだけの学力が必要かですが、
それは、目標によってまったく変わります。
何でも良いので、高校を卒業したいと言う人なら、中学校のテストで30点も取れていれば、とりあえず入学できて卒業できる学校はあります。
特に、英語、数学、国語がそれくらいで良いのです。
その30点が難しくて、四苦八苦しているお子さんもいます。
そんなお子さんを励まして、高校卒業まで引っ張っていくのもまなびの森の目指すことの一つです。
決して、全ての生徒に、中学の勉強を完全に理解して欲しいとは言いません。
それに越したことはないですが、そこまでしなくても、何であれ高校卒業資格を取ることで、自分のやりたいことができるようになると言うのなら、先ずは、どんな形でも高校卒業をする手伝いをします。
そこから、自分の本当にやりたいことに一生懸命取り組んでくれるのなら、それで十分です。
学校の先生になりたいというのなら、教えたい科目はかなりできるようになるようにがんばってもらいます。
そして、それ以外の科目についても、中学の内容くらいまではある程度は分かっていてもらいたいと思います。
それを目標とした学習のプログラムを考えて勉強してもらいます。
先生とは生徒に勉強を通して生き方を示す仕事ですから、自分が苦手な勉強であっても、逃げることなく、向き合っていこうとする姿勢を持ち続けることが大切です。
そんな経験を中学の間にしておいて欲しいのです。
具体的にやりたい仕事がなくても、生きたい大学があると言う人もいるでしょう。
そんな場合には、どんな勉強を大学でしたいのかを一緒に考えて、目標の学部をとりあえず決めます。
そして、その学部の受験に関係する科目を、その大学のレベルに応じて中学時点でどれくらいはできていないといけないかを考えて、勉強の目標を立てます。
以上のような感じで、一人一人、どんな勉強をしていけば良いのかはばらばらなのですね。
ですから、まなびの森は個別指導で一人一人と向き合うのです。
例えばの話で 私の子供達と甥っ子6人について お話ししてみましょう。